α7c2を2年間使い続けた私がおすすめするたった一つのレンズ
コンパクトさと高画質の完璧なバランス
α7c2 を手にしたら、次に考えるのはレンズ選びだ。フルサイズの高画質を活かしつつコンパクトなボディの魅力を損なわないレンズ。そんな理想を実現するのが Sony FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G)である。2 年間使い続けてたどり着いた結論。α7c2 にどれか一つおすすめなレンズを上げろと言われたら、迷わず SEL40F25G と答えられる。
全長約 45mm、重量約 173g という驚異的なコンパクトさ。これを α7c2 に付けてみると、その軽快さに驚かされる。約 700g というセットアップは、日常の持ち出しを躊躇させない。重いレンズを付けたカメラは持ち出す回数を減らし、撮影機会を奪う。しかし SEL40F25G ならカバンにさっと入れて持ち出せる。いつでも撮影できる。
そしてその描写力はというと、これコンパクトレンズ?と思うほどの高画質だ。絞り開放 F2.5 から中心部はもちろん四隅まで高い解像度を維持する。非球面レンズを 2 枚使用した光学設計により歪みの少ないシャープな描写を実現する。ボケ味も上品だ。被写界深度の浅い撮影でも美しい表現が可能。色収差の抑制も優れている。逆光やコントラストの高いシーンでもクリーンな描写を実現する。
いや〜、この 40mm F2.5 の表現力は中々舐めたもんじゃない。
40mm という画角の汎用性
40mm という画角は標準より少し広めの視野を提供する。幅広いシーンに対応できる汎用性の高い画角だ。35mm より少し狭く 50mm より少し広い。この微妙な違いが日常使いのしやすさを生み出す。
スナップ撮影では被写体と背景のバランスが取りやすい。ポートレートでは自然な遠近感を表現できる。風景撮影でも広すぎず狭すぎない視野で構図を組み立てやすい。35mm と 50mm の間を埋める画角として多くの写真家が愛用してきた 40mm。SEL40F25G はこの汎用性の高い画角をコンパクトで高画質なレンズとして実現した。
最短撮影距離は 0.28m、最大撮影倍率は 0.2 倍とスナップ撮影からクローズアップまで幅広いシーンに対応できる。思いの外無理なく被写体に寄っていける。そしてそのピント面はしっかり力強い。滲みなどはほぼ感じない。
α7c2 とのルックスもたまらない
コンパクトなレンズに、コンパクトなボディ。もう Sony は憎いくらいツボを抑えている。SEL40F25G を α7c2 に付けてみると、そのサイズ感のバランスが絶妙だ。全長 45mm という薄さは、α7c2 のコンパクトなボディと完璧にマッチする。
そしてその質感もたまらない。G レンズらしい上品な仕上がりは α7c2 の質感と調和する。新しいレンズを手に入れると気持ちも高まるもの。SEL40F25G は α7c2 の魅力を最大限に引き出すレンズだ。
優れた操作性
SEL40F25G は操作性にもこだわった設計となっている。絞りリングはクリック ON/OFF 切替が可能だ。動画撮影時にはスムーズな絞り操作が可能。AF/MF スイッチはレンズ側に配置されている。素早い切り替えが可能だ。フォーカスホールドボタンも搭載されている。AF ロックやフォーカス位置の固定が容易。
これらの操作性により撮影の自由度が大幅に向上する。コンパクトでありながら本格的な操作が可能。これが SEL40F25G の真の価値である。直感的な操作感は撮影の流れを妨げない。創作に集中できる環境を提供する。
実際の使用シーン
SEL40F25G の真価は実際の使用シーンで発揮される。日常のスナップ撮影では軽量なセットアップによりいつでもさっと取り出して撮影できる。旅行・観光ではコンパクトさを活かして長時間の持ち歩きも苦にならない。40mm という汎用性の高い画角で様々なシーンを記録できる。
ポートレート撮影では F2.5 の明るさと美しいボケ味により自然な表情を引き出すことができる。街歩き・散策では軽快なセットアップにより撮影を楽しみながら歩ける。一本のレンズで幅広いシーンをカバーできる柔軟性が SEL40F25G の最大の魅力である。
他レンズとの比較
他レンズとの比較で SEL40F25G の優位性が明確になる。FE 50mm F2.5 G(約 174g)と比較すると重量はほぼ同等だ。しかし 40mm というより汎用性の高い画角を実現する。FE 35mm F1.8(約 280g)と比較すると明るさでは劣る。しかし重量で圧倒的に優位で携行性が大幅に向上する。FE 55mm F1.8 ZA(約 281g)と比較すると画質では同等以上だ。しかも重量で圧倒的に優位。
SEL40F25G を選ぶ理由はコンパクトさと高画質の完璧なバランスだ。そして 40mm という汎用性の高い画角である。α7c2 に一本だけレンズを選ぶなら迷わず SEL40F25G を選ぶべき理由がここにある。
注意点
SEL40F25G にも注意点はある。F2.5 という明るさは F1.8 や F1.4 のレンズと比べると暗い。暗所撮影では ISO 感度を上げる必要がある。被写界深度も F1.8 や F1.4 のレンズと比べると深い。ボケ味を活かした撮影には限界がある。
しかしこれらのデメリットはコンパクトさと高画質のバランスを取るための選択として受け入れるべきもの。F2.5 でも十分に明るい。日常のほとんどのシーンで問題なく撮影できる。被写界深度もポートレートやスナップ撮影には十分。価格帯の高さは長期的な使用を考えると十分に価値がある投資となる。
まとめ:α7c2 に一本だけ選ぶなら SEL40F25G 一択
2 年間使い続けてたどり着いた結論。α7c2 にどれか一つおすすめなレンズを上げろと言われたら SEL40F25G 一択である。全長約 45mm、重量約 173g という驚異的なコンパクトさでありながら G レンズならではの高い解像力と美しいボケ味を実現する。40mm という汎用性の高い画角はスナップからポートレート、風景まで幅広いシーンに対応できる。
α7c2 との組み合わせで約 700g という軽快なセットアップは日常の持ち出しを躊躇させない。撮影機会を増やす。コンパクトさと高画質の完璧なバランス、そして 40mm という画角の汎用性。これらが 2 年間の使用を通じて実感した SEL40F25G を α7c2 の最適なレンズとして選ぶ理由である。
伊とう
写真が好きなWebエンジニア|2児の父|モノクロ写真好き|シンプルなもの好き|α7IV、α7cⅡ、GRⅢ